ギターに使用される木材と音の関係について言語化を試みる:S©ALETONE.の似非科学
論争:ギターの音に木材は関係あるのか?
「ギターの音はピックアップとアンプで決まる。木材なんて関係ない」
そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
私自身、他者に対して説明する場合なら注釈付きで同意できる部分は多々あるし、自分自身の中で向き合うためだけの場合なら腑に落ちない部分も多々あります。
もし科学として因果関係を求めるのなら、まず相関関係を炙り出し、そのための尺度も定めなければならない。
仮定・条件付け・定義…共通認識とするなら、決めなければならないことは山ほどある。
きっとどこかで語り尽くされているのだろうし、討論する気も深掘りする気もありません。
そもそも自分だけ / 個人レベルでは再現性の乏しい話題に思え、どうしても私の求める本質ではないので、実はあまり興味が無かったりもします。
以前のサブタイトルに「一目惚れこそ、すべて。」と掲げていたくらいですし。
このシリーズは、当ブログのギター関連記事・最終章(ブログを続けていれば2030年頃予定)で書くはずだった内容であり、自身を振り返り確認するための作業です。
今後、当ブログで紹介する、作業や選択の背景、方向性の前提として認識していただければと存じます。
思わせぶりな民間療法のように、信じるもの“だけ”救われる。救われた気になる。
信じない者は去るだけで、信じた者は声高に崇め吹聴するような排他的・閉鎖的な建前だけの文学であるのなら、それは邪教の手口のようなもの。
邪教の教義に踏み込むのならいっそ、そこに自分なりの色を添えて、素人なりの観点から続きを書いた、ちょっぴりパンクなエンターテイメントを目指します。
このシリーズは、相関関係を調べる前の、さらに前段のお話。傍観者が楽しむための「似非科学」です。
もしこのシリーズが震源地になった暁には、私は笑顔で三番目の指を掲げます。
