【ナカトミ MAC-20】エアコンを設置できない部屋の救世主③【スポットクーラー改造編】

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生活用品
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ナカトミのスポットクーラー『mac-20 (ver.3)』について全三回に渡り紹介しています。

そして今回はいよいよ最終回。完成していたデータが投稿直前に消えるというよくあるハプニングを乗り越えなんとか再び書き上げることができました。

過去記事は下記リンクより。

第三回『改造編』

今回の記事は素人が勝手にやっていることなので、効果や性能を保証するものではなく、実際のところわかりません。完全な自己満足です。

何か不具合が生じても一切責任は負いません。自己責任でお願いします。

◆ナカトミ mac-20

◆テラス窓用パネル(大きな窓用)

これは大きな窓(高さ~190cm)用のオプションで追加購入品。

取り付ける窓枠の高さに応じて購入してください。

◆ダクトカバー

詳細は後程。ほぼ必須アイテムになるかと思われます。

MAC-20の排熱ダクトの直径は約15cm(目測)です。

はじめに

たぶんこの記事には「スポットクーラーが冷えない」問題で辿り着かれた方がほとんどだと予想されますので、冷却効率を落とさないためにできるであろう対策について書いていこうと思います。

今回は最終回ですので少しおさらいをしておきます。

【第一回】概要編

◆スポットクーラーは『室内を冷やすものではなく、冷風を前に送り出すもの』であり、『同時に熱を発するもの』である。

↓スポットクーラーの特徴については『概要編』で↓

【第二回】続・概要編

◆断熱性・気密性が高い場合、排熱対策をきちんとできれば効率が上がる(落ちない)かもしれない。

◆“mac-20”にかかる電気代

◆冷却効率を落とさないための注意点

↓電気代の計算については『選択肢編』で↓

そして第三回『改造編』

冷えない問題は同時に電気代として跳ね返ってきます。

冷却効率が落ちるということは、色々な部分に負荷が掛かるということでもあるので、ただ暑いというだけでなく、そのまま電気代に直結する問題でもあります。

ですので、たとえ機械であろうとフルパワーで最大限の効果を発揮させて働いてもらうためには、それなりに快適に過ごせる環境作りが必要になってきます。

そこで冷却効率を落とす可能性のある要因を1つでも多く潰していく必要があるのです。

今回は第二回で挙げた注意点を基に実践編として紹介していきたいと思います

それでは最終回『改造編』始めます。

排熱対策【ダクトカバー】

スポットクーラーを室内で使用する場合、冷却効率を落とさないためにまず初めにできることは「排熱ダクトの断熱」です。

むしろ本体に対して素人ができることはこれしか無いと言っても過言ではなく、手軽で手っ取り早く、しかも最も効果的な方法といえます。

もしこの方法以外で更に部屋を冷やすための効果的な手段があるか?と尋ねられたら「エアコンを併用する」くらいしか思い付きません。

そこで今回紹介するのは、2022年には見付けることができなかった「山善製」のダクトカバー。

ナカトミと山善は何かしら関係があるようなので、汎用品ではありますが、想定内のほぼオプション品だと思っています。

取説に記載も無いようですし、ノギスで測った訳でもないので正確ではありませんが、ナカトミ“mac-20”の排熱ダクト・蛇腹部分の直径は「13~15cm」くらいです。

ダクトの「温度差約10℃!」

パッケージ写真の実験で使用されている機種が何かはわかりませんが、未使用時のダクトの温度(白い部分)が45℃以上ですので、これだけの熱源があれば部屋が冷えないのも頷けます。

ただ低く見積もってダクト温度を40℃としても、下がって30℃前後なので、実際にはもうちょっと下げたいところでもあります。

中身はこんな感じで、本体と延長パーツの2点。

対応サイズは以下の通りです。

対応サイズ
  • 直径17cm未満
  • 最長120cm(延長パーツ使用時)

アウトドア用の簡単な保冷バッグにあるような質感でしょうか?なんだかサイバー系。

購入前に簡易的な断熱対策をしていたこともあり(後述)、個人的には断熱材入りのモコモコしたものを期待していたので、思っていたよりは薄い印象。

ダクトに被せるとこんな感じで、ジョイント部分までスッポリと収まります。

ダクトをある程度伸ばした状態でカバーに通した後、調整しながら縮める方が扱いやすいと思います。

シンプルなトートバッグでも3,000円くらいはしますし、ニッチな商品でもあります。これを安いとするか高いとするかはわかりませんが、後述する試行錯誤も踏まえて私の使用目的からすれば「最初から付けといてくれたらいいのに」が正直な意見です。

断熱対策①(試作)

山善のダクトカバーに出会えていない2022年、熱対策で悩んでいた時の話です。

グラスウールって破れたらチクチクせん?アルミテープでも巻いといたら大丈夫かな?

フレキ被せたらええんちゃうん?

けど、見た目ゴリゴリやしなぁ…

う~ん…なんかめんどくさい…。

というようなことをホームセンターで1人考えていた記憶があります。

優先順位を見誤る無知な素人判断の片鱗が見え隠れしています。

そこでなんとか安上がりに済ませようとしたのがコチラ。

外側から

  • 車のフロントガラス用サンシェード
  • ウレタンフォーム
  • EVAフォーム

そしてホースバンド×2。

他にも「梱包材のプチプチ」やアルミブランケットなども集めていました。

うん!フワフワでなんか可愛いし、柔らかくて加工しやすそう。何より黄色いEVAフォームが差し色になってオシャレで自分好み。

材料選定の根拠としては心許ないですが、一応【プラスチックの耐熱温度約70℃】と【警告しているとはいえ、日本のメーカーなら剥き出しの部分にも安全基準はあるだろう】という善意にすがった、刀鍛冶に言うと時が止まりそうな身勝手な妄言を根拠に、集める材料に求めることは『80℃くらいなら耐えられそうで、簡単に加工できること。しかも安上がり』の三拍子でした。

ん?少し話をすり替えてますね。「“包丁一本 晒しに巻いて”の状態は安全か?」というレベルの話でしょうか。(歌詞:月の法善寺横丁/藤島恒夫)

で、完成したのがこの状態。

目につく欠点としては

  • 寸足らず
  • 見た目が悪い

効果はそれなりにあったとは思いますが、合計金額も結構いってます。(特にウレタンフォームが…)

そしてお気付きでしょうか?この時点で既に移動式エアコンのメリットが失われてしまっていることに。

ダクトジョイントパーツの断熱

ウレタンフォームを巻き付けただけではどうしてもダクトのジョイント部まではカバーできないので、断熱効果のありそうなテープを巻いてみることにしました。

・アルミガラスクロステープと断熱粘着テープ

検証も何もできないので、効果のほどはわかりませんが…

結果からいうと、失敗です。

見栄え的に。

手順①と手順②の順序を逆にすれば良かったと思っています。もしくは更に上からもう一度アルミテープを巻きたいところ。見栄え的に。

素人が勝手にやっているので、効果や性能は実際のところわかりません。自己満足です。

何か不具合が生じても一切責任は負いません。自己責任でお願いします。

ただ後付けの根拠にはなりますが、汎用品でもジョイント部分までは覆っているので断熱しても問題は無いという判断で記事として残しています。

【手順①】アルミガラスクロステープを貼る

お値段が張ってしまったので、無駄遣いはできません。

(耐熱…断熱じゃないんや…もしかしてお財布の張りが失われただけかな?)

斜めに切ったり、幅を半分にしたりしながら貼りました。

初めてにしてはそこそこ綺麗に貼れたのではないでしょうか。

ここまでで3メートルあったアルミテープをほぼ使いきりました。

【手順②】断熱粘着テープを貼る

フワッとネチャネチャしたテープなので、角になるような部分を貼る際は特に注意が必要です。

こちらも斜めにカットしたり幅を半分にしたり、パーツに切り分けたりしながら

引っ張ると伸びますし、貼り直そうとすると裂けたり抉れたりするので、基本一発勝負です。

端はアルミテープで補強。う~ん。見栄えが気になる。

ダクトカバー改造

ダクトカバーを装着すると今まで付けていた物がお役御免になってしまいました。

(ダクトジョイントのテープはそのままにしています)

ただ取り外したところで他に使い道も思い浮かばないので、頼りなく思えた断熱を強化することにしました(効果は、無いよりは有ると信じて)

巻いて、巻くだけ。

よし!ピッタリ!!あとはダクトカバーを被せるだけ!

えぇ~っとぉ…上記2枚の画像を見比べてもらうとわかると思うのですが、

山善のダクトカバーがいい感じの設計で、思っていた以上にタイトだったため、中に詰め込むことができませんでした。

一言で言うと失敗です。

たとえ一見無意味に見えることでも、たとえ無駄であっても、それが堂々巡りであっても、何も代わり映えしなくとも、明日は自分の手で切り開かなくてはなりません。

(あぁ~!?やってしもた!…またやり直しやん。ゴミになるやん。真ん中から綺麗に切ったらなんとかなるかな?)

1度心に決めたなら前に向かって進むしかありません!腹を括るしかないのです。

(ここまで貼ってしもたら修正きかんやん!裂いたところをテープで貼っつけたらいけるやろ?)

昨日夢見た明日と今日にどれ程の違いがあるのでしょう?

(もうしゃーない。背に腹はかえられん!これで快適空間になるんやったら、中に仕込もうが、外に巻こうが効果は大して変わらんやろ?見てくれなんかに拘っても涼しくはならん!捨てるよりマシ!)

(※カッコ内は心の声です)

無計画が招いた単純な失敗の恥ずかしさを誤魔化すために、恥ずかしい言葉で恥の上塗りをしてみました。

結果「マイナスにマイナスを掛けてもプラスにはならない」事象を発見しました。これは新発見です。

けど新発見をしたということはプラスなのでしょうか?めんどくさいのでこれ以上は止めておきます。

なんやかんやで上記画像のような具合。市販品だとジョイントの際までカバーできているのが改めてわかると思います。

断熱テープも使いきりました。結果オーライ。

それにしても結局不恰好になってしまった。

窓パネル改造①【隙間テープ】

部屋が冷えない問題を解決するするため、窓パネルとその両サイドのサッシ/窓との間にできる隙間も見過ごすことができません。

そこで窓パネルの両サイドに隙間テープを貼ることにしました。

準備したのはコチラの屋外用(耐候)隙間テープ。

1年前のことで詳しくは覚えていませんが、写真を見ながら記憶を手繰っていこうと思います。

もしかするとここには写っていない物を使っている可能性もあります。

複数使い分けていますが、共通しているのは窓パネルの厚さにあたる「幅20mm以内」の物。

※イノアックのほうはサイズを覚えていません。

窓パネルは作業前に一旦窓枠に取り付けて、“最終的な高さ”と、付け外しする際に“スライドさせる幅(サッシのレール分)”で印を付けておきます。

窓パネルは2つのパーツからなるスライド式のため、組み立てると側面の高さ(幅)が合いません。

そこで側面の高さを合わせるために「厚さ4mm」の隙間テープを内側になる幅の狭いパーツに貼ります。

ただパネルを窓枠に嵌める際に少しスライドさせて縮める必要があるため、スライド分だけテープを短くしておかなければなりません。

その上からお好みの高さの隙間テープを貼ります。

側面の高さを合わせるためのテープが2つの本体パーツの境界線に届かず、本体と外側のクッションテープとの間に空白ができているのが見えるでしょうか?

完璧を目指すなら窓枠に設置したあと、空白部分に厚さ4mmのテープを埋めればいいと思います。(外すときのことを考え接着はせずに)

窓パネルの改造②【撓み】

せっかく隙間テープを貼っても、窓パネルを窓枠に取り付けると自重でたわんでしまい、下画像のようにサッシとの間に隙間ができることがあります。

アルミテープ等で仮留めするだけでも凌げそうですが、アクリル板を「網戸 上部外れ止め」のような比翼形状に加工して取り付けてもいいかもしれません。

現状、不具合が無いので計画は未定です。

どこで書くか悩みましたが、窓周りの熱対策の目的は「外気温」の遮断です。

ですので、窓を閉めているのなら隙間対策よりも「遮熱・遮光カーテン」を使用したほうがより効果はあると思います。

ドレン式/ノンドレン式とは

mac-20は「ノンドレン構造」のため冷風運転時、面倒な水捨ての必要がありません。

【ドレン/ノンドレン】とは

温度差によって窓に結露が起こるように、クーラーが空気を冷やす際、本体内部で発生した水滴(ドレン水)が熱交換器に付着します。

スポットクーラーの場合、このドレン水を本体内のタンクに貯水するの方式を「ドレン式」と呼び、ドレン水が貯まるといちいち手動で排水する必要があります。

一方「ノンドレン式」は発生した水滴を熱交換器の熱で蒸発させ、排熱と共に放出するため、排水の手間を省けることがメリットとなります。

しかし排水不要を謳っていてもやはり限度はあるようで、湿度や、外気/室内温度と設定温度との温度差などにより許容範囲を超えると水が漏れ出るそうです。

私の場合、15時間くらい使用したところで本体を軽く揺すってみると水の揺れる音がしたので、除湿用のドレンホースを使って常時排水にすることにしました。(なので水漏れ経験は未だないです)

【素朴な疑問】

ただドレンホースを接続すると冷却効率が落ちるような気しました。同一条件下ではないですし、個人の感想なので実際のところはわかりません。メーカーに確認もしていません

関係があるはわかりませんが、ドレンホースを繋ぐとノンドレン機構は止まるそうです。(単に“排水式”になるだけという意味かもしれません)

もし自動車の水冷のように、ドレン水の蒸発が内部を冷やすために何か作用しているのであれば、ドレン(排水)式に切り換えることにより本体に負荷が架かり寿命が縮む可能性があるのかな?とふと思っただけです。(熱交換器のヒーターが止まるの?)

イメージではドレン方式のほうが熱交換器に対する負荷の変動は小さそうなので、排熱効率は高そうですし。

以上のことから「水捨ての必要がない」はドレンホースを「繋ぐ必要がない」のか「繋いではいけない」のかがいまいちわからないのです。

まぁ、「メーカーに聞けばええやん」ってだけの話なんですけどね。

窓パネル改造③【ドレンホース】

水漏れの件はさておき、除湿用ドレンホースを通す排水穴を窓パネルに開けたいと思います。

【ジョイントパーツ】

準備するのはドレンホースのジョイント2種。画像は無いですが延長ホースも準備しています。

ここでは便宜上、左のパーツを”A”、右を”B”とします。

今回はプラリペアを使いました。

見にくいですが、パーツBの外側にできたパーツAとの溝にプラリペアを流し込んで接着固定しています。

【窓パネル】

まずは位置決め。

先に作ったパーツがパネルの枠に当たらないよう、コンパスを使って位置と大きさを決定。

ジョイントパーツを嵌め込む穴を空けていきます。

なぜか手動で空けようとしたようです。

ルーターのヤスリを使って穴を拡張しました。

開けた穴に先に作っておいたジョイントパーツを差し込みます。

何か不具合が生じても交換できるように接着はしなかったようです。

裏返してパッキンを嵌めます。

使用したのは「16mm」のパッキン

改めて見てみると何の目的でパッキンを使ったのでしょう?滑り止めかな?

室内側(パッキン側)のスポットクーラー本体から延びているドレンホースも接着していません。

そして外に出した延長ホースの先端から虫が入ってこないように

防虫ドレンキャップを被せています。

その他の対策

【水漏れ対策】

洗濯機パンを敷いておくと万が一の際に時間稼ぎになるかもしれません。

“洗濯機用”で目的外の使用となるので自己責任の方策ではありますが実際に置いてみました。(防振マットも使用)

使用したのは58×58cmのTOTO製。

洗濯機パンの水を溜める溝の幅が、スポットクーラー本体の車輪の間隔よりもほんの少し広いくらいで絶妙に収まってしまったので、ずれにくい反面水溜まりができると真っ先に浸かるというよくわからない状態になっています。

そもそもが目的外ですし、万が一の際に床を濡らさないための保険であり、今後ドレンホースをつけっぱなしにするかの実験の意味も兼ねているので、濡れるときは濡れる!という心持ちでやっています。

というか、もっとスポットクーラーを信頼してあげろよ!って話ですよね。書きながら思っています。

ですので誤解がないよう申し上げますと、例えば車輪が“2cm”水没するとして約10リットル(計算式:58×58×2÷1000)

もしドレンホース不使用・24時間程度の稼働で10リットルもの水が溢れ出すようなことがあるのなら、クレームやその改善・説明書上での特記事項の対象などになっていないことの方がおかしいので、まず自分の使用方法に何か問題が無いかを疑います

以上のことからスポットクーラーにはなんら問題は無いと私は判断しています(というか何も起こっていない)し、洗濯機パンの溝に収まっていることも大した問題ではないと思っています。

一応私が購入したものを掲載していますが、ご購入の際はサイズ・排水穴の有無・スロープの幅などご自身に合ったものをお選びください。

載せ方にも依りますが、写真で敷いている防音・防振ゴムマットでは、見ての通りたわんで不安定になってしまっているので、逆に注意が必要かもしれません。

スポットクーラー本体を洗濯機パンの前方に目一杯寄せた状態で、後ろの空間はこれ(30cm弱)くらい。

排熱ダクトのスペースは確保しなければならないので個人的には許容範囲内。

まぁ、この辺は、必要性・洗濯機パンと本体・防振マット・空間などとの相性を見る上での参考程度に思ってただければ幸いです。

そして自分でも無駄なことをしている気がしています。これを杞憂と言うのでしょう。

【防犯対策】

簡易的な補助錠ですが最低限こういった対策はした方がいいかと思います。

最後に

何度でも申し上げますが、我が家では無くてはならない存在として今年の夏もフル稼働で大活躍しています。

扇風機しか置けず、生命の危機を感じる程の過酷な環境の中では「現世と地獄」くらいの違いがあり、「文明の力の偉大さ」を改めて感じるほどの救世主っぷりを発揮しているので、私は本当に満足です。

目的にも依りますが、ただやはりエアコンの万能感を知っていると“無い物ねだり”になってしまうので、『最後の絶対的な手段』として割り切る必要がある点だけは覚悟しておいたほうがいいかなと思います。

第三回『改造編』

このテーマで紹介したもの

◆スポットクーラー

◆窓関連

◆ダクト関連

◆水回り

◆その他対策

◆ポータブル電源

◆工場扇

◆工具類

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